2023年8月号

2023年8月号 LINEUP!!

◻︎代表・奈良コーチにインタビュー!

AZALEAは2シーズン目だが、クラブは20年以上の歴史がある。

築き上げた良さを失くさずに新たなチームを作り上げていきたい!

選手の成長のために新たな挑戦を続けていく!

⚫︎まずは奈良コーチのサッカー歴を教えてください!

  小学校4年生くらいまでは当時の滝山ジュニアというチームでサッカーをしていました。

そこで現在AZALEAチーフコーチである安岡コーチと安岡コーチのお兄様に指導を受けていたんです。

4年生に上がるタイミングで当時、東京・久留米FCのU-12(当時の久留米ボーイズ)が設立となりました。

安岡コーチがそちらでコーチをやると聞き、指導を受けたくて、久留米ボーイズに移りました!

本当に安岡コーチは昔からの恩師です!

そのままの流れで、中学生年代では、東京・久留米FC U-15に進み、高校生年代では都立石神井高校に進学。

大学生になってからは、父親からの勧めで、ひばりSCのコーチになりました!

そこからはずっと指導者をやっています。

⚫︎指導者を始めてからはどのようにキャリアを進めてきましたか?

  父親が東久留米市のサッカー協会の仕事をしていた関係もあり、ひばりSCの紹介を受け、指導者を始めました。

始めてから2年後には当時のひばりFC U-15のコーチも兼任し始めていて、昨年AZALEAに改称するまで続けています!

指導者の仕事は本当に好きで続けていますね。

⚫︎AZALEAを立ち上げて2シーズン目に突入。立ち上げ当初を振り返るとどうですか?

  まずはチーム名を変えて再スタートをすることに、かなり悩んだこともありました。

恩師である安岡コーチにもたくさん相談をして、なんとか再スタートする決意を固めることができました。

安岡コーチはU-15年代の指導歴が長く、積み上がってきたものを生かすために、どうやって再出発していくかの相談を聞いてくださりましたね。

けれど自分も前身のひばりFCで長くコーチをやってきて、全てを変える必要はないと思っていました。

指導法やトレーニング内容は変えていった部分は多いですが、良かった部分は変えたくないなと。

AZALEAは2シーズン目ですが、クラブには20年以上の歴史があります。

繋いできたものの価値は非常に大きいです。

それを知るのが、ひばりFCの卒業生である、小山コーチと吉田コーチ。

やはり選手としてクラブで闘ってきた経験というのは、クラブを指導してもらう上でとても大きい要素だと思います。

2人には特に期待していますね!

AZALEAとして再スタートしたからこそできることも多いので、色々挑戦してきます!

ートレーニングのこだわりー

YouTubeのクラブ紹介動画にも載せている通り、練習中でも選手同士で作戦ボードを使って話をしていくことは多いです。

選手たちの理解を大切にしたトレーニングをしています!


⚫︎スタートして1シーズン目。サッカーに関して感じたことは?

  セレクションを突破してきた選手が入ってくるわけではないので、正直な話、まず練習を成立させていくことの難しさはありましたね。選手たちは技術的にも体力的にも練習をしっかり2時間やり切ることが難しかったです。

しかしそんな中でも選手たちのサッカーへの意欲はとても大きいと感じていました!

1シーズン目、「先輩」というお手本がいない中で、わからないながらも自分たちで進んでいく姿は

サッカーへの強い気持ちを感じましたね。

そして恩師である安岡コーチと常に話し合っていたのが、「選手に気付かせる」ということ。

なぜうまくいったのか?なぜ失敗したのか?選手たちにたくさん問いかけていきました。

もちろん最初はなかなか答えに辿りつかないことも多いですし、発問しても返ってこないことも多かったです。

サッカーの仕組み、ボールタッチの仕方など、細かい部分まで選手に発問し気付かせることを意識しました。

最初はなかなか試合に結びついていかなかったですが、1年経った今は効果が大きく出ています。

選手たち同士での会話が圧倒的に増えて、試合に対する思いも変わってきました。

昨シーズンでは勝てなかったときにおとなしくなってしまっていた選手たちも、今シーズンは負けて泣いて悔しがったり、もっとこうやれば良かったという会話が見られるようになっています。

本当に少しずつ少しずつ選手たちは成長していますね。

最初はトレーニングのルールも理解するまでに時間がかかり、練習もスムーズにできなかったりしましたが、成功体験、そして失敗の経験を通して、自分たちでなんとかする力がついてきてます。

1年生の時は、練習を理解することが難しかったり、集中力が続かないことも多かったです。

しかし2年生になり、理解するスピードや集中力の持続時間も上がってきたのは継続したからこその大きな成長です!

⚫︎1シーズン目で特にやって良かったことはありましたか?

  先ほど話した「選手に気付かせる」指導というのはもちろんですが、とにかく沢山の試合をしたことですね!

今振り返ると、4月から10月前までの半年間で約50試合のマッチメイクをしていました。

所属している選手数からしても、この試合数あると、皆がかなりの量の試合に出ることができましたね。

これによって得られたことはとても多いです。何よりも「サッカーをすることの経験」が得られること。

練習はあくまでも練習なんですよね。チュートリアルだけに終始せず、サッカーの試合という本編を経験することで多くのものが得れますよね。

大きく点差をつけられてしまったり、連敗してしまうこともありましたが、得られたものは大きかったです!

今シーズンは1年生チームの

チーフとして選手を指導

⚫︎そんな多くのことを得た1年目。2年目に入り、これから挑戦したいことは?

  まず指導面では、昨シーズン色々と基礎技術や個人戦術を選手に気付かせることに焦点を当てましたが、今年はそこに「球際にこだわる」部分も加えて指導をしていきたいなと思っています!

今年1年生チームを担当する僕も二反田コーチも選手時代に球際の強さを武器にしていた部分があるので、僕たちだからこそ、教えれることもあるので、そういった指導者の強みを生かしながら、サッカーを伝えていきたいです!

もちろん指導のベース・方向性が変わるということはありません。選手たちも今の2年生とはまた違う個性を持っています。

そういった選手の個性・状況を見つつ指導の方法を考えていきます。

あくまでもゲームの中で活かせるように「球際のスキル」も取り入れていきたいです。

  次に「選手たちにプラスになる経験をさらに与えていく」ことです!

ゴールデンウィークに参加した1年生の大会合宿や、8月に行く大会合宿は昨年参加したものではありません。

合宿は費用がかかるので、ご家庭との相談をしながらにもなりますが、クラブとしては積極的に参加をしていきたいです。

昨年と違う大会に参加したりすることは選手たちに新たな刺激となり、プラスの経験になると思います。

その機会提供をできるように頑張っていきます!

 また、「クラブの認知をより広げる」ことにもチャレンジしていきたいです。

この記事などもそうですが、今シーズンからこういった対外的な発信を専門にやってもらう広報スタッフを仲間に迎えました。

本当は自分が精力的に発信していく必要があるのですが、今はコーチのみならず代表としての仕事もしなければいけないため、昨年なかなか手が回っていなかったのが事実です。

ホームページを新しくしたり、このような形で記事を出したり、またSNSで試合予告をしたりと自分ではできなかったことができています。

実際にホームページ経由で、3名ほど新加入選手もいて、効果を実感しているところです!

発信を続ける、小さな積み重ねが認知拡大に繋がっていくと思うので、スタッフと共に協力していきます!

◻︎各カテゴリーで大会が始まりました!

詳細は各種SNSへ!

7月より各種大会スタートしています!

試合会場等の詳細はSNSにて予告しますので、ぜひフォローしてください!

U-14クラブユース選手権

U-13 Tリーグ

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◻︎今後の予定  -夏季合宿-

8月中旬に大会合宿に参加します!

主なスケジュールは以下の通りです!

夏季大会合宿:815日〜817日 @草津温泉

※U-13、U-14同日程。大会合宿は各カテゴリー毎でエントリーしています。